コストコの年会費は高い。個人会員で税別4,000円、法人会員でも税別3,500円(自営業含む)。これだけ高いと年会費で儲けてるんじゃないかと思ってましたが、どうもそれは事実だったようですね。
コストコは、なぜ年会費4000円を取るのか
知られざる儲けのカラクリ売り上げに対して利益率は高くないが驚くのは、この利益と会員収入の関係だ。もし、会員収入がなかったとすれば、営業利益は1000億円ぐらいしか残らない。
小売業界ではコストコが販売している商品は「原価ギリギリ」と指摘される。数字を分析すればそれは確かに正しい。原価率は約9割にも上っている。ある意味では危険な、違う言葉で言えば「徹底した顧客志向」を可能にするのが、会員収入にあるといえる。
(引用:東洋経済オンライン)
私自身は以前は高速道路を使ってコストコに行ってましたから、年会費も高いですが、高速代とガソリン代もなかなかのものでした。安いとか高いとかいう問題じゃなくて、レジャーとして割り切ってましたね。
以前はコストコに1シーズンに1回くらい行く感じでしたので、年会費を1回あたりで計算すると1,000円ほど。高速代とガソリン代は2,000円くらいでした。つまりコストコに1回行くのに3,000円。それでも1度に2~3万円くらい買い物をしていましたから、商品価格に対しては10%ないし強です。
年に何度か行けばコストコの年会費は元が取れる!
現在は比較的近くにコストコができたため、ガソリン代はそれほど掛かりませんし、もちろん高速代も必要ありません。つまり、商品代金以外にかかる費用は実質的に年会費だけです。
近くにできても行く頻度はそんなに増えませんので、年に4回行くとすると1回あたりの年会費は1,000円程度。同様に2~3万円ほどの買い物であれば5%ないしそれ以下という計算になります。
5%って言ったら、イオンでお客様感謝デーの時に買い物するかそうでない時に買い物をするかという程度の違いです。消費税が5%から8%に上がっただけでギャーギャー言っているわけですから5%は決して少ない額ではありませんが、それでも他店で商品を買うことを考えれば十分に元は取れる金額です。
もっとも、コストコに置いてある商品のすべてが安いわけではなくて、むしろアマゾンなどで買ったほうがお得なケースもあるのですが、コストコにしか置いていない商品というのが結構ありますから、そういう商品を買いたいのであれば年会費が高いか安いかは問題ではありません。
「コストコは年会費で儲けている!」なんて言われたらあまり気分の良い感じがしませんが、1シーズンに1度行くだけで元が取れると考えれば、全然悪い話ではないと思います。