納品まで30ヶ月待ち!TBSあさチャンで紹介の「魔法のフライパン」のスゴさを調べてみた

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2015年3月19日のTBS系「あさチャン!」で紹介された、注文殺到で納品まで30ヶ月待ちだという「魔法のフライパン」。熱伝導の早いフライパンだということですが、何がどうスゴイんでしょうか?調べてみました。

錦見鋳造・魔法のフライパン出典:錦見鋳造

 

熱伝導率が良い…というよりも鋳物なのに薄い!

魔法のフライパン・表面温度の変化出典:錦見鋳造

「魔法のフライパン」の製造元である錦見鋳造のホームページを見ると、とにかく熱効率が良いということが書いてあります。確かに、鉄やステンレスのものに比べると早く熱が伝わるということが分かります。ただ、これだけだと意味が分からない人も多いのではないかと思います。

一般的に、物質は熱しやすいものほど冷めやすいのが常識です。だから普通の鋳物のフライパンは熱しにくくて冷めにくいというのが常識。でも魔法のフライパンは熱しやすいのに冷めにくいという風に書いてあるんですね。これは常識に反したことです。

しかし錦見鋳造は鋳物を薄く軽くすることで、熱しやすく冷めにくい魔法のフライパンを作り上げたのです。しかも薄く軽くなったことで女性でも扱いやすくすることができたのです。下の動画を見てもらえば、鋳物のフライパンの良さと、鋳物なのに普通のフライパンのように使えていることがよく分かると思います。

岩鋳のフライパンと比べてみよう

前回紹介しました南部鉄器の世界的ブランドである岩鋳もフライパンを作っています。鋳物のブランド品である岩鋳と比べてみても錦見鋳造の魔法のフライパンのスゴさが分かると思います。

価格

同じ24cmで比較すると、岩鋳のフライパン24は税込定価3,675円、錦見鋳造の魔法のフライパン(24cm)は税込定価8,640円。魔法のフライパンのほうが2倍以上もします。世界的ブランドである岩鋳よりも高いんですねー。

重量

岩鋳は2kg、魔法のフライパンは850gです。値段は倍以上でも重さは半分以下。原料コストから言えば逆のはずですけど、軽いほうが使い手にとって良いことは言うまでもありません。

 

類似品(イシガキ産業)と比べてみよう

実は30ヶ月も待たなくても錦見鋳造の魔法のフライパンの類似品を購入することはできます。たとえば上写真のイシガキ産業のダクタイル鋳鉄フライパン26cm。価格はほぼ同等。重量もほぼ同等。ただ、違いは取っ手が一体成型ではないということです。

フライパンって、この取っ手の繋ぎ目があるとお手入れが面倒なんですよね~。汚れやすいし、なかなかキレイになりません。ボクだったら同じお金を出すのなら、30ヶ月待っても魔法のフライパンが欲しいです。30ヶ月待って買う人はみなさん同じ気持ちなんでしょうねー。

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