先日4月28日から6月15日まで、アマゾンでジャポニカ学習帳45周年記念企画として「あなたの1票が復刻を決める。歴代ジャポニカ学習帳人気投票」が開催されています。
出典:アマゾン
改めて見てみると、やっぱり懐かしい
少し前に(2014年12月)、ジャポニカ学習帳から昆虫の写真が消えたということが話題になりましたが(実際には2012年時点で植物のみが被写体となっていた)、正直、あまり関心がありませんでした。ボク自身はまさにジャポニカ学習帳を使って育った世代ですけど、子供たちも普通に使っているので、懐かしいというよりは日常に溶け込んでしまっているからでしょうね。スーパーの店頭に並んでいるボンタン飴のようなものです。
でも改めてアマゾンの人気投票のページを見てみると、やっぱり懐かしくなってしまいました。
ボクが投票したのはコレ。「ニセハナカマキリ」です。当時、ナナフシ(枝のように見える虫)とか、アケビコノハ(枯葉のように見える蛾)とか、擬態した虫が流行っていて(少なくともボクの周りでは)、このユリの花に似たカマキリを見たときは衝撃的でした。
あと、上写真のリンク先を見てもらったらと思いますけど、ジャポニカ学習帳って単なるノートじゃなくて、ちょっとした豆知識のようなのが載ってるんですよね。授業中に読んでいて先生に怒られたことが何度かあるのを思い出しました(苦笑)
ジャポニカ学習帳って何だ?
ジャポニカ学習帳はショウワノートが1970円に発売した、当時としては高級路線のノート。”小学館発行の『ジャポニカ百科事典』(後に休刊)とタイアップして中ページに学習百科を掲載し、ジャポニカ学習帳(学年・科目別で約20種類)として発売”(ウィキペディアより引用)したのが始まりだとか。
そんなわけでジャポニカ学習帳の「ジャポニカ」は、ジャポニカ百科事典に由来していることは間違いないと思うんですけど、そもそもジャポニカという単語は”Japanese”、” from Japan”という意味(Wiktionary英語版)だそうです。
アマゾンで開催中の「歴代ジャポニカ学習帳人気投票」は誰でも(たぶんアマゾンのアカウントさえ持っていれば)、投票することができます。投票結果は2015年7月上旬に発表の予定で、1970年の最初のシリーズの一つであるひまわりの表紙デザインのノートと、投票結果により各年代1位となった表紙を用いたノート(4種)の5冊セットを数量限定の復刻版商品としてAmazonで先行予約販売するそうです。
たぶんボクは買いませんけど(笑)、みなさんがどれに投票するのかを見るのが楽しみです。